サーバーを立ててWEBサービスを作ろう!

どんな用途に使うのかによる

 サーバーをレンタルしようと思った際に、どんなサーバーを選択すればいいのかよくわからないという問題に直面することは多々あるかと思いますが、実際にどういったものをレンタルサーバーで実現しようと思うのかによってその選択肢は変わってきます。さて、あなた自身はどういった用途でサーバーを利用したいと考えていますでしょうか?

静的なファイルやサイトを起きたい

 特にWebアプリのような動く要素のないHTMLによって組まれたものを公開したい。安価なWebサーバーが欲しいということでしたら無料のレンタルサーバーが沢山見つかります。有名なところでも忍者サーバーや、FC2サーバーなどがありますし、その他にもこの静的なファイルやHTMLなどをおけるサーバーなどは数多くあります。問題としてあるのは、サーバーによっては広告が表示されたりすることもあるので、そこを妥協するのか、それとも無料でも広告が一定条件で表示されないものを選ぶのかはよく考えなくてはいけません。また無料のサーバーの場合は何らかの負荷がかかりすぎるスクリプトを予め動かなくしていたり、また動かせても、負荷がかかりすぎる場合は止められたりしてしまいますので、そこもよく考えていかなくてはいけません。

 特に独自ドメインなどの設定がしたい場合などは、無料では難しいこともありますので、そこも予算と機能のなかでよく吟味していく必要があるでしょう。

CGIなどを使いたい

 もし動的なファイルを起きたい場合は無料では中々良い物がありません。特にCGIやPHPといったもので、メールフォームをつけたり掲示板といったものや、簡単なウェブアプリを作ろうとすると、どうしてもサーバーに負荷がかかってしまうので、無料では中々難しいのだろうというのが現状です。そこで選択肢に上がるのが、安くてそれらのスクリプトやWordpressといったフレームワークを扱える、またデータベースを使えるというレンタルサーバーになるのではないかと思いますが、この条件に当てはまる物でもっともオススメなサーバーの中にはさくらサーバーがあります。勿論ロリポップサーバーなども非常に人気が高い上、非常に安いですが、こちらの場合は値段相応にサポートや性能などの面でかなりチープな部分があるので、値段以上の価値があると断言できるであろうさくらサーバーを利用したウェブ運営がもっとも理想的だといえるかと思います。しかし、アクセスが非常に多かったいすると、このサーバーでもさばけなかったりということも往々にして起こりうるので、その場合はVPSや専用サーバーでサイトを運用していく必要があるかと思います。

仮想デスクトップとして使いたいマクロを使いたい

 もしも仮想デスクトップやマクロなどのもっと高度なことがしたいと思うと、通常のレンタルサーバーでは実現できないことが殆どです。それは勿論そのレンタルサーバーがWebサーバーとして最適化されているからで、メールサーバー的な機能はついていても、それ以外をやろうとすると、どうしても自由度の低さが引っかかってしまいます。そこで選択肢に上がるのがVPSという仮想サーバーサービスです。これは一つのサーバーを仮想化して複数に分けているもので、レンタルサーバー並みの安さや手軽さと、本物のサーバーの自由度を兼ね揃えているもので、専用サーバーを用いるよりもはるかに安い価格で、自由度の高い動作を行うことができます。また、人によってはこれを仮想デスクトップとして使い、WINが動かせる環境にない時にネットワークから仮想のWinを動かしたり仮想のLinuxを動かしたりといった使い方までが出来てしまいます。また、クライアントソフトウェアをサーバー上で動作させたい場合もこのVPSというものが安くて性能が高いので利用の選択肢にあがるかと思います。

 また設定によっては通常のWebサーバーよりもVPSに適切な環境を作ったほうがCGIやCMSの速度が早いという特徴もあるため、わざわざ、PHPで作ったものをVPSで公開しているという企業などもかなり多くあったりします。

 しかし、レンタルサーバーほどの手軽さは無いため、少しだけ勉強が必要になるかと思います。

専用サーバーの場合

 専用サーバーはサーバーマルごとを一人でレンタル出来るサービスで、性能と自由度は非常に高くなりますが、その分値段も高いものになっています。社内で運用する場合はこの専用サーバーの方がセキュリティーの面からも、性能の面からも非常に良いのではありますが、場合によっては予算が立たなかったりや、そのサーバーの利用用途によっては別のサーバーを選択してもいいのではないかということもあります。値段が値段だけに、その内部のスペックやサポート、そして、保守点検などについても詳しく見て検討する必要があるかと思います。

スケールするタイプだとAWS

 特に最近ではAmazonのAWSというサーバーが非常に人気を博しておりますが、これは利用した負荷に応じてお金を払うもので、他のサーバーのような月額固定とは料金体系がかなりことなります。例えば、サイトに全くアクセスが無い上に、負荷が殆どない場合ですと、無料で利用できたり、逆にアクセスが非常に集まったり、負荷が非常にかかった場合には通常よりも高い金額を請求されるようになっています。またこれらは自動で性能がスケールするようになっているので、サービスが成長して人が急に集まるようになってきても、突如サーバーが負荷に耐え切れる落ちるという事を防ぐことが出来るようになっています。またデータセンターなどもクラウドでつないでいるという特殊な方式をとっていることから、これから何かを作るのであれば十分選択肢に入るのではないかと思える一品になっています。しかし、設定を間違えたり、スクリプトなどが異常なループになるように組まれていたり、またアクセスが予想以上に増えたのにも関わらず殆ど収益を生み出さなかったりすると、サーバー代を支払えないといった問題が起こることも、しっかりと頭のなかに入れておかなくてはいけません。