サーバーを立ててWEBサービスを作ろう!

一番悩むのはどこを基準に選べばいいのか?

 さて、実際にレンタルサーバーを利用して何かを作ってみようと思った際に一番悩むのは何を基準にして選べばいいのだろうかということになるでしょう。個人的にはさくらサーバーをオススメしまくっていますが、人によっては別のサーバーの方が良かったりすることもありますので、ここではそんなレンタルサーバーを比較するための知識と、実際にWEB集客や、WEBマーケティングなどをやっている人がどのようにサーバーを選んでいるのかという部分も視野に入れて考えていきたいと思います。

動けばいい?

 人によってはWEBアプリのテスト環境が欲しいという人もいるかもしれません。この場合だと多くのアクセスに対する耐性や、スケーラビリティなどはほとんど必要無くなり、自分が必要とする環境が動けばとりあえずいいだろうということになるでしょう。この場合自由度を求めるのであればVPSそうでなければ安いレンタルサーバーを用いるか、Githubなどを利用したり、またPHPのデバッグツールなどを用いて確認する、はたまたローカルにXAMPPなどの開発環境を導入して確認してみるというのが最適かと思います。実際に自分が作るものが動くかどうかだけは念入りに確認するといいかと思います。

動いていないとマズイ

 動けばいいというわけでもなく、動かないとマズイでもなく、動き続けていてくれないと困るというものに関しては慎重にサーバーを選ぶ必要があります。人によっては「サーバーなんてどれも同じだろうし。安いやつでいいや」と思って選んで、いざソーシャル・ネットワーキング・サービスで人気になってアクセスが集中し、チャンスだと思った時にはアクセスが多すぎて「落ちてしまう」という勿体無いことになっているということもあります。また、実際にどうメンテすればいいのかわからないまま、難しい物を選択して、結局、どう設定していいのかよくわからなかったという事もよくあります。この中から特に前者に関しては、せっかくのチャンスをみすみす捨ててしまうことになるので、後から「アクセス出来ないなんとかしてくれ」と言われても、「良いサーバーを選べばよかったよね」とまさに後悔先に立たずといった状況になってしまうことがほとんどとなっています。よって3つの視点からサーバーを選ぶ必要が出てくるかと思います。

「ネットワーク回線」の強さ

 サーバー会社は数多くありますが、その中でももっとも重要となってくるのがこのネット回線の強さです。「サーバーだから中身の性能が高ければいいんじゃないの?」と見落とされがちですが、実はこの部分が重要な部分に大きく関わってきています。とくにPV数が多かったり、同時接続数が非常に高く、リアルタイムのアクセスが200~300を超えてしまうようですと、この回線周りの要素は非常に顕著になってくるので、特に転送量と回線速度にかんしてはしっかりと見る必要があります。

 「転送量」については、サーバー会社やプランによって「上限値」があることが殆どで、また、「回線速度」については、専有回線のオプションや、バックボーンがあるかどうかがポイントになります。サーバー会社によっては、サーバーが海外(アメリカ、シンガポールなど)にあることで、「サーバーの応答」自体が遅いケースもありますので注意が必要です。強靭なインターネット回線を持っている会社もあれば、公式サイトには回線の具体的な情報を掲載していない会社もあります。このあたりは必ず事前に確認しましょう。

 例えば、ネットワーク回線が原因でWEBサイトが見られなくなる理由の一つには共有サーバーなどでよくありがちな、なぜ、ネットワーク回線を重視するかというと、「100Mbps共有」といった表記にあらわれています。例えば、WEBページ自体の重さが400kbなど非常にボリュームがあったりすると、100Mbps共有の場合、一秒間の同時アクセス40人までしか捌ききれません。人気のあるTwitterユーザーに呟かれたりすると、瞬時に3000人以上の人が訪れる可能性もありますので、100MBPS共有であれば確実に回線がパンクし、アクセスできなくしてしまったり、サービスが停止してしまう可能性があるわけです。

503エラーが出にくいサーバーがオススメ

 こうしたソーシャルメディアからの急流に耐え切るためには、503エラーがで出にくいサーバーなどを選択することがもっともいい方法となります。特に安いサーバーの殆どが、アクセスが急激に集まると「503エラー」という表示が出て、Webサイトが見れなくなってしまっています。この間スマホからのユーザーもソーシャルからのユーザーも全くアクセスできなくなってしまうので、せっかくのチャンスをまるごと坊にフルことになってしまいます。

 この「503 Service Unavailable」「Service Temporarily Unavailable」などのエラーメッセージを防ぐための方法ですが、具体的にはあまり多くの方法があるわけではりません。

 大まかにはこれらのことが可能です。しかし、既にサーバーを選んでしまっていてこの状態に直面してしまった場合はキャッシュ以外での負荷対策ができなくなってしまいます。ですので503エラーを防ぐためには、上記の良いサーバー、専用サーバー、良い回線などを検討してみる必要があるかと思います。

「自動バックアップサービス」があるところを選ぶ!

 また、性能だけでなく、絶対に潰れてはだめだということでしたら自動のバックアップサービスがあるモノを選ぶことも必要な手段の一つになるかと思います。勿論サービス自体をGitなどによってバージョン管理していくということも一つの方法になるかと思いますが、サーバーなどの情報が常に重要かつ新しいものへと変わっていく読者参加型である場合は、しっかりとユーザーが配信したデータなどが残っている、仮に問題があったとしても復元できるという点に集約されるのでは以下と思っています。

 特になれるまでは、このサーバーから意図せずに消えてしまうということもかなりの確率あり得る話ではありますので、このバックアップサービスなども、あった方がいいかと思います。

チューリングも大事

 一般的に共有サーバーは遅く、VPSは早いが専門知識が必要、そして専用サーバーは早いが高いといったそれぞれの弱点と問題を抱えております。もしも、全く技術が無くて出来ないし、不安だということでしたら専用サーバーを使うのが一番いいかと思いますが、そうでなく、チューリングを自分で挑戦してみたいという人でしたら、レンタルサーバーよりもVPSを使うことをオススメします。特に最近流行りのWordpressなどですと、このVPS環境でWordpressを設置した場合と共有サーバーで設置した場合で速度に二倍の差が生じたという事実もあるくらいで、値段も対して変わらないのにも関わらずここまで性能が違うとなると、少し勉強して、VPSを選択するというのもありのような気がしてきたのではないでしょうか?